いきをのむうた


ひかりちゃんのソロライヴに行きました。

ひかりちゃんとは、3年前にボアダムスのライヴでおともだちになりました。
お互いにひとりで来ていて、たまたま隣同士で、
彼女のほうからさりげなく話しかけてくれたのでした。
暗闇でもきれいな顔だちがわかったし、
わたしよりずいぶん若いけれど凛としていて、 
歌をやっていると聞いたときも妙に納得してしまうなにかがありました。

とはいえ、なかなか予定が合わず、年月は流れて流れて。
やっと歌声を生で聴く機会に恵まれました。

ひかりちゃんは、ピアノと歌声で自分だけの物語を紡いでいました。
特に、架空の人物を描いた曲は、わたしのこころを強くとらえました。
歌のことばが音に溶けて、無国籍な言語に聴こえるときもあって。
(実際は日本語や英語やフランス語を操っているのだけれども)
おもしろい体験でした。
声には薄膜を何層にも重ねたような繊細さと揺るがない芯。
美しくもどこか儚げで、11月の雨の夜とよく似合っていました。

歌うひかりちゃんを観ることができてよかった。
ほんとうによかった。
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